腰痛の知識を掲載しています
人間の体を支えている軸となっているものは背骨(脊椎)です。 背骨は横から見ると、緩やかなS字カーブを描いています。 背骨は、靱帯、腹筋、背筋などに支えられていて、必要な時はしなやかな動きに対応しているのです。 腹筋、背筋などの筋肉が弱くなると、背骨を十分に支えられなくなり、S字カーブが崩れてしまい、それが原因で腰痛が起こってしまうのです。 人が痛みを感じるのは、痛みを伝える電気信号が脳に伝えられるからです。 腰痛も同じで、腰に受けた刺激が、末梢神経をのぼり、脊髄に入って、さらに脊髄を駆け上がって脳に伝わり腰の痛みを感じるのです。 腰痛は、鈍い痛み、電気が走るような激痛、差し込むような痛みなど、痛み方は人によって様々です。 なんとなく腰がだるいといった症状も腰痛に含まれます。 腰痛は特別な症状ではなく、人によって時期に差はあるものの殆どの人が経験する症状のひとつなのです。...
女性は先天的に股関節の成長不全の人が多いことや、妊娠や出産で骨盤に負担がかかること、婦人科疾患にかかりやすいこと、骨粗鬆症になりやすいなど、体の構造が腰痛を起こしやすくなっているため、男性に比べて腰痛に悩む人が多いとされています。 妊娠中は、体重が急激に増加したり、お腹が大きくなるにつれて仰け反った姿勢になり背筋が疲労したりすることが腰痛の原因になります。 また、妊娠中は運動不足にもなりがちなので腰に痛みが起きる確立が高くなるようです。 生理中に腰や下腹部に痛みを感じる人が多いと思いますが、それは、子宮から分泌されるプロンスタグランジンというホルモン物質の量が多く分泌されることに関係しているようです。 まれに卵巣の病気からくる腰痛もあるので、不安な時は一度病院で診察を受けると良いでしょう。 女性の腰痛を予防するのに1番良い方法はやはり運動です。 毎日、ウォーキングや水泳などを続けて行い、腹筋や背筋の筋力を高めれば予防が出来ます。 ヒールの高い靴を履くことの多い女性も腰痛になりやすいので、あまり高くないヒールを履く様にすることも予防対策のひとつです。...
腰痛は大人だけの特有の症状ではありません。 現代の子供は昔にくらべて猫背になっていることが多かったり、子供をとりまく環境も変わってきていることから、腰に痛みを起こす子供が増えてきているのです。 子供の腰痛は成長過程に悪影響を及ぼすという問題があります。 腰が痛いことが原因で、体がしっかり育たなくなったり、集中力が欠けるために成績が下がるなどの問題が起こります。 子供の腰痛は、大人と違って自分から治そうと考えるのは難しいので、親が生活習慣を変えさせるなどをして改善をさせてあげましょう。 まず、肥満は腰痛の原因のひとつなので、肥満になるような食事をしている場合は、食生活を見直してみましょう。 全身を動かして遊ぶようして、筋力を鍛えるのも大切です。 子供はスポーツによって疲労が筋肉に蓄積していって腰に痛みが起こる場合があります。 腰痛は、筋肉疲労がたまってしまうとなかなか治らないので、スポーツの後はストレッチをよく行なって筋肉をほぐすようにしましょう。 スポーツをすることは良いことですが、激しいスポーツは腰に負担をかけてしまいますので、注意が必要です。 子供の腰痛は、特に骨に異常がなければ、安静にしていると2~3日で治りますが、その間に運動を無理して行ってしまうと悪化させてしまうので、症状が軽い場合でも運動はしない方が良いようです。...
高齢化社会に伴って、腰痛を訴える高齢者の割合が増加してきています。 それは年齢と共に骨も筋肉も老化して弱くなり、体を支えきれなくなって腰に痛みが起こるためです。 高齢者の腰痛は、全体の約6割が変形性脊椎症や腰部脊柱管狭窄症、椎間板変性症などの変性疾患を占めています。 残りは、約3割が骨粗鬆症による椎体骨折によるもの、約1割が癌の脊椎転移や脊椎感染症などです。 高齢者は、腰痛と共に関節の痛みがある場合が多いのです。 膝の痛みや股関節痛、下肢の痛みは腰椎を含めた姿勢に影響を与えます。 腰の痛みと関節の痛みが相互に影響しあって、腰痛の原因や悪化因子になることがあるのです。 高齢者の腰痛は、放置しておくとやがて寝たきりになってしまう可能性があります。 寝たきりにならないように悪化する前に治療をするようにしましょう。 但し、治療する時は医師に相談して、自分の腰痛にあった治療をしましょう。...
腰痛は足のむくみに関連しているケースがあります。 腰痛がある人は、足にむくみがある場合も多いのです。 足はむくむけど腰痛の自覚症状はないという人も、知らず知らず腰への負担は蓄積されて、ふくらはぎに影響している可能性もあります。 実はふくらはぎの筋肉は腰の働きにとても影響されやすいのです。 腰痛がある人は、腰を支えている筋肉のバランスが悪く、体の重心がずれている場合があり、股関節の位置がずれてたり、骨盤の高さも不安定になるといったことは、ふくらはぎの筋肉にも大きな負担を与えるのです。 腰痛の人の中には、ふくらはぎの張りやむくみを徐々に感じるようになったという場合があります。 腰が重い、だるいなどと感じたら、むくみの出る可能性があるので、そのような症状が表れたときは、早めに腰のメンテナンスを行うようにしましょう。...